悲嘆の門

今回はこれ

宮部みゆきさんの悲嘆の門です。たまたまこの間紀伊國屋に行ったときに面白そうだったので、読んでみることにしました。宮部みゆきさんの作品はBrave Storyと火車は結構前に読んだことがありました。今回のこの本も見事に宮部みゆきワールドを体感することが出来ました。

悲嘆の門(上)

悲嘆の門(上)

悲嘆の門(下)

悲嘆の門(下)

感想

本当面白かったです.壮大でした.本を読んでいるのにすごく大きなスクリーンの映画館で映画を観ているような感覚になりました.結構サイコサスペンス的な要素もあったし,いろんなところで驚かされることがありました.結局,最終的な結末に関しては満足出来たので良かったです.あと,私にとっては学べる要素が多かったですね.何気なく使っている<言葉>や相手の見える部分だけでなく,その相手が内包しているものを見ることがいかに大切なことなのかということを,この壮大な<物語>を通して考えさせられました.